自動車整備士が語る車買取相場の仕組み

フィットオーナーで自動車整備士の高木です。

今回は車買取相場の仕組みについて。

車買取相場は、プラスとマイナスのそれぞれの要素が複数合わさって変動していきますが、基本になるのは年式・走行距離・色・修復歴を含めたダメージと、需要期とのタイミングです。

年式についてですが、現行型か先代・先々代かで変動します。現行型が新登場して3年のタイミングで相場が変動する傾向がありますね。

走行距離ですが、単純に10万キロ走れば値段がつかなくなるわけではありません。新車からの経過年に対し、平均的なクルマの走行距離よりも過走行だという場合は買い取り価格が低くなります。基準走行距離は、年間1万キロ前後として考えてください。

ボディカラーは、国産車も輸入車も白・黒・銀3色が新車出荷時の大半です。中古車買取りでは銀色がプラスマイナスゼロで、定番人気色は白と黒ですが、最近は国産車においては白よりも黒の方が相場を上げる要因となっています。車種によって難しい色は紫と茶色。需要の有無で大きく変動します。

また、事故歴・傷・車内の汚れは相場を変える要素です。修復歴車でも、前からの事故、後ろからの事故など部位によっても評価は違います。走行に支障の少ない後ろ事故の場合、重要機構が搭載される前から事故に比べ価格の落ち幅は少くなります。

意外と中古車の付属品として、取扱説明書・スペアキー・新車時保証書・整備手帳の有無は重要です。特に新車時保証やメンテナンス商品が継承できる場合は買取り額アップの要素となりえます。

タイヤは組み合わされるホイールとの総合評価になります。車高のローダウンと社外アルミホイールとの組み合わせの場合、純正アルミホイールに換装し、車高が下がったままだと見た目が良くないので、買取金額を下げる要因となってしまいます。

需要期とタイミングもあって、中古車は9月と3月が売れる傾向があります。なので、その売れる時期のちょっと前の方が高く売れがちです。